月9(月曜9時)といえばフジテレビ系列のドラマを思い浮かべる方がほとんどでしょう。
しかし、最近の私は月曜9時といえば「ウォーキング・デッド」です。
「ウォーキング・デッド」とは
アメリカでは1回の視聴者が1500万人を超え
ケーブルテレビ視聴率記録を続々更新している大人気ドラマです。
内容はゾンビものですが今までのゾンビものとひと味もふた味も今までのと違います。
ゾンビよりも人間にフォーカスしているのです。
ゾンビはいろいろなものの障害としてのチョイ役です(笑)
本当に面白く、私は先が気になるあまりアメコミの原作まで買ってしまいました。
(生存者が違ったり、くっつく人が違ったりでこれもおもしろいです)
そんな「ウォーキング・デッド」ですが
見てると人的管理の大切さがよくわかります。
ウォーキング・デッドと人的資源管理
今回はウォーキング・デッドに見る人的資源管理としてポイントを見ていきたいと思います。
(一部ネタバレが含まれている可能性がありますのでご注意ください)
あらすじ
ストーリーがわからないと理解できないと思いますので、
ネタバレにならない程度の簡単なあらすじを書いておきます
主人公は保安官のリック。
ある時、捜査中に撃たれ意識がなくなる。
そして目が覚めると人は誰もいなくなっており、周りはゾンビだらけだった・・・
その後、様々な人に出会い、殺し合い、裏切られ、助けあいながら
活動拠点をキャンピングカー→農場→刑務所→街と
転々としながら生活しています。
現在リックたちはアレキサンドリアという街でグループを作り生活しています。
人的資源管理とは
人的資源管理とは簡単に言うと人を資源として活用しようぜってことです。
元々、人の管理というと人事労務管理といって人はコスト、なのでしっかり管理しようぜ
って考え方でしたがそれを一歩すすめたものになります。
この人事労務管理から人的資源管理への変化。
これがウォーキング・デッドの一つのテーマとなっているように感じています。
詳しく見ていきましょう
ウォーキング・デッドの中では
まず、はじめは皆不安のため人と出会うと一緒にがんばろうぜと行った感じでした。
主人公のリックも一人で病院にいたため、状況も把握できずにピンチでしたが
モーガンやグレンなど初めてあった人たちにどうにか助けられ生き延びることができたのです。
そこまでは良かったのですが、徐々にその関係性が変わってきます。
・食糧問題
・権力争い
・男女間のもつれ
・病気
などなど様々な要素が絡むことで争いが起こり
いつしか人をコストや脅威として考えるようになっていくのです。
とくに主人公のリックはその傾向が強くなっていきます
人を資源と考える大きな変化
しかし、ある時、リックたちに大ピンチが訪れます。
大量のゾンビが街を埋め尽くさんとばかりに集まってきたのです。
たくさんの犠牲者が出て、主人公の息子カールも大怪我をします。
ヤケになったリックは一人でゾンビ退治を始めてしまうのです。
それを見た街の人々は普段戦わない人も含めゾンビ退治に参戦し
すべてのゾンビを退治できました。
この件をきっかけにリックは
今まで資源を消費する、軋轢を生む、存在と考えてた
(つまりコストと考えてた)
共同体の可能性に気づくのです。
共同体の可能性
そして各人のスキルを生かした街の再建に乗り出します。
今までほとんどお荷物扱いであった
頭でっかちな人や老人にも特技があったことがわかり
それらを生かした街づくりを始めるのです。
つまり、人をコストではなく
資源として捉えられようになったのです。
まとめ
ちょっと無理やりな部分もありますが
ウォーキング・デッドの話は人を使う人にとって
とても参考になる箇所がところも多いと思います。
ぜひまだ見てない方は見てみてください。
アマゾンプライムの方は無料でシーズン5まで見れますよ。
また、機会があれば
今度はリックや提督、グレゴリー、ニーガンあたりの
リーダーシップ論でも書いてみたいと思います。