今年も確定申告の時期がやってきました。毎年後回しでギリギリです(笑)
元経理マン・元会計事務所勤務なので確定申告のデータ作るのはちょちょいとできますが
毎回、電子申告で苦労します。
来年苦労しないため備忘録を含めて記録しておきます。
昨年はいろいろ試してもMACでどうしてもできず
ParallesDesktop上のWIN7でやったら一発でできました。
さて、今年はどうだったでしょうか?
MAC編
まずは、MACでやってみました。
毎年そうですが
MACの電子申告の推奨環境のOSが古い。。。
今回は
Mac OS 10.8
Mac OS 10.9
Mac OS 10.10
です。
私は10.11をつかっていますので対象外です。
MACはOSを更新する人が多いと思いますので最新には対応していただきたいものです
テストしていないだけな可能性も高いのでとりあえずやってみます。
カードリーダーと住基カードを準備し
公的個人認証クライアントなど説明どうりにいれて試してみます。
はい。エラーです。
カードリーダーが見つからないと出てしまいます。
SCardConnect NG
JPKI利用者ソフトでICカードリーダの動作確認をしてみると
SCardConnect NGとでていました、これは
ICカードリーダーの接続がうまくいっていないということだそうです。
しかし、接続はうまくいっているよう・・・
ネットで調べてみると
接触がわるかったり、ドライバーの問題だったり
JAVAが古かったりのようです。
私の場合はJAVAが古かったようです。
そちらを入れなおしたらNGではなくなりました。
キーチェーンアクセス
これでうまくいくと思いきや
そこからはキーチェーンアクセスのパスワードいれろ
攻撃がはじまります。
確定申告ページにも注意書きがあります。
もしそうなったらICカードを抜いてキャンセルしろと。
たしかに治ります。しかし、またICカードを挿すとまた
同様のメッセージが・・・・
WIN編
これは治すのが大変そうなので一旦あきらめWIN7で試してみます。
昨年はこの段階で一発でいったのです。
MACと同じように公的個人認証クライアント等を入れ試してみます。
MACと同じくICカードリーダーが見つからないとエラーがでました。
JPKI利用者ソフトでICカードリーダの動作確認をしてみると
SCardConnect NGとまったく同じです。
JAVA入れなおしてもダメ。。。
調べてみると新しいドライバーが提供されているようなので
それを入れてみるとようやくOKに。
しかししかし・・・
予期せぬエラーが発生しました(CryptAcquireContext:0x80090006)
SCardConnect はOKになりましたが
確定申告ページでは変わらずICカードリーダーが見つからないとでてしまいます。
試しにJPKI利用者ソフトで証明書を見てみると
「予期せぬエラーが発生しました(CryptAcquireContext:0x80090006)」
と出てしまいます。これを調べると
Windowsの更新プログラム(KB3035131)
Windowsの更新プログラム(KB3033929)
が入っていないと出てきます。
調べてみても両方ともすでに導入しています。
古い公的個人認証クライアントを入れる
さらにネットで調べて見ると同様の症状がでて諦め
書面提出に変更した方もチラホラいます。
昔の記事で公的個人認証クライアントを2.5にしたら
治ったという方がお見えでしたのでためしてみることに。
すでに2.5の配布は終了しており2.6しかありませんでしたので
2.6を入れてみます。(最新版は3)
はい。。治りました。エラーはでません。
ようやく申告できそうです。
パスワードが違う
さて、送信して終わりとなるはずが
今度はパスワードが違うとなりました。
5回間違えロック・・・
市役所いってロック解除を余儀なくされました。
市役所でパスワード再設定して分かりましたが
パスワードは大文字アルファベットと数字だけなのですね・・・
ずっと小文字でいれてました。
一年に一回だから覚えてないですよね。
再設定して入力したらすんなりいきました。
まとめ
今年も電子申告にかなり苦労しました。
もうちょっとなんとかならないものかな・・・
この複雑さでは普及は難しいでしょう。
私も何度紙で提出しようと思ったか。
何年後かからはICカードリーダーをやめて携帯電話で認証するようになるそうです。
はやめにお願いしたいものです。