「フィンテック」という言葉をご存知でしょうか?最近、株式市場で話題の言葉で、AI(人工知能)やIOT(モノのインターネット)、ロボットなどと並んで注目されている分野です。フィンテック関連というだけで高騰したりフィンテック関連企業を集めたの投資信託ができるなどブームとなっています。フィンテック(FinTech)とは「finance(金融)」と「technology(技術)」の合わせた造語で簡単に言うとITを使った金融サービスのことです。今後大きく拡大することが予想される分野として注目されています。
今回紹介するSquareはそのフィンテック関連の代表企業の1つです。
Squareはスマホでクレジットカード決済が簡単にできる商品を提供して人気となっています。私も数年前にSquareを導入し、その際に書いたSquareを紹介する記事はグノシーに紹介されるなど過去最高のアクセスを記録しました。(この記事はWEBページリニューアル時に無理やり移行したものです)
そのSquareがブラウザ決済という新しいサービスを始めました。今回はSquareのブラウザ決済についてみていきたいと思います。
Squareとは
Squareはツイッターのジャック・ドーシーCEOが2009年に始めた会社で、スマートフォンをクレジットカード決済端末にするという画期的な商品を開発しました。
ユニクロの臨時店舗で利用されるなど利用者は国内で10万を超えている。(2015年年末時点)また、クレジットカード決済だけでなくスマホやタブレットをレジにするアプリも提供しており、安価で高機能なPOSレジ導入にも力をいれている。(個人的にこのタブレットPOSレジはかなりおすすめです。軽減税率も対応しています。)
Squareのブラウザ決済
今までのSquareで決済をするためにはスマートフォンと決済用端子が必要でした。それでは遠方の人とのやり取り等はなかなか困難です。そこでできたのが今回のブラウザ決済です。インターネットに繋がるパソコンさえあれば事業者がその場でかんたんにクレジットカード決済できます。
ブラウザ決済は以下の特徴があります。
- 初期費用は不要
- 登録後最短で当日から利用が可能
- 売上は最短翌日に入金 (提携している三井住友とみずほ銀行の場合
- 決済料が安い(Visa, MasterCard, American Expressのすべてのクレジットカードについて、「ブラウザ決済」を通した決済手数料は一律3.75%)
- 電子レシート(SMSでレシートを出すことができる)
- 取引状況をリアルタイムで確認できるダッシュボード
なんかこれだけ見ると難しそうに見えますが直感的に操作できるようになっていますのでそれほど難しくありません。お店をやっている人だけでなく、士業やIT系のフリーランスの人も使いやすいと思います。
カード自動引き落としもできる
私もブラウザ決済開始で知ったのですが2月からクレジットカードの自動引き落としにも対応しています。通常のクレジットカード自動引落は書類手続きが面倒だったりで結構大変でした。
それが下記のように簡単にできるようになったそうです。
個人を相手に商売してる人にとっては使い勝手いいかもしれません。例えば月謝など毎月もらうものがあれば事業者も消費者もお互いに便利ですね。
タブレットPOSなら軽減税率対策補助金も
Squareのクレジット決済と合わせてタブレット型のPOSレジを導入する場合、下記の軽減税率対策補助金も使えます。(要件を満たしている場合)軽減税率対策補助金は平成30年1月31日まで延長されています。
例えばタブレットPOSの代表的なipadとレシートプリンターバーコード内蔵キャッシュドロアを導入すると約11万円かかります。それがこの補助金を使うと自己負担約4万5千円で導入することができます。
まとめ
SquareのCMみたいになってしまいましたが大変便利なサービスです。
クレジットカードには消費を高める効果があり、クレジットカードを導入するだけで購入単価が上がった例も多くあります。顧客の利便性を向上させる効果もあります。
また、東京オリンピックに向けて海外のお客様がまだまだ増えるでしょう。海外では日本よりクレジットカードの需要は高いです。
それらも踏まえ、まだクレジットカード決済を導入されていない事業者様はぜひ検討してみてください。ちなみに同様のサービスはSquare以外にもコイニーや楽天なども行っています。
読んで頂きありがとうございます、