SEO対策ってWEBページを作られている方なら誰でも聞いたことある言葉だと思います。
検索エンジン対策のことで、検索エンジンで少しでも上の方に掲載されるために行われます。
最近は検索エンジンの性能が上がったためにSEO対策がなかなか講じにくくなっているとも言われています。
ただ、小手先のSEO対策は通用しなくなっていますが、
まだまだ意識をしているかしていないかで大きな差が出ています。
今回はSEO対策でよく言われる掲載順位を上の方になぜしなければならないかという基本的なお話を見ていきたいと思います。
クリック率と掲載順位の関係
下記は私が運営しているサイトのデータです。
クリック率とはグーグルなどの検索エンジンであるキーワードで検索し掲載されたときにどれだけの確率でクリックされるのか、
平均掲載順位とはあるキーワードで検索したときに何番めに掲載されるかの平均です。
つまりクリック率の平均は4.86%、平均掲載順位が11位となっています。
クリック率は4%〜5%が平均と言われていますのでこんなもんでしょう。
クリック率はタイトルなどをひと工夫することであげられます。
ここで注目いただきたいのは平均掲載順位とクリック率の関係です。
例えば平均掲載順位が1位となっているキーワードは
40.23%、29.36%、45.31%、20.29%のクリック率となっています。
この表に載せてあるのは全部あるかなり大きな検索ワードの関連のもので、
(クリック数順に並んでいます)
40.23%ものがそのものズバリのキーワードのもの。
他のはそこから派生する組み合わせたキーワードとなっています。
なんか両極端になっていますがおそらく20%台のものは
検索キーワードとタイトルから感じる内容があまり一致していないため思われます。
次に注目していただきたいのが1位以外のものです。
例えば平均7.9位のキーワードですと9.97%、3.4位のキーワードでも14.09%、2.5位でも19.38%となっています。
1位と比べるとかなり落ちていくんですね。
「1ページ目に載らないと意味がない」とは本当か?
よくSEO対策の専門家の人たちがグーグルの1ページ目に載らないと意味がないとよくおっしゃられているのを耳にします。
例えば、中小企業診断士で検索するといま見てらっしゃる河合中小企業診断士・社会保険労務士事務所のページはグーグルの掲載順位は平均27.2位です。
(上位のほとんどは予備校や中小企業診断士協会なので一個人の中小企業診断士としてはかなり健闘している方です)
27位だとグーグル検索結果の2ページ目、3ページ目に表示となります。
中小企業診断士で検索したこのサイト場合、1,828回表示されても8回しかクリックされていないんですよね。
クリック率は0.43%しかありません。前述の1位の検索結果と比べるとかなり落ちますよね・・・
そもそも2ページ目、3ページ目だと表示されるまでたどりつかない人が多い上、
たどり着いたとしてもクリック率がここまで下がってしまうという。。
つまりほとんど見てもらえないのです。
1ページ目に入る重要性がわかると思います。
2位じゃダメなんですか?
ただ、1ページ目であってもこのデータを見る限り
下の方であれば10%もクリックされていません。
また、1位と2位でクリック率が半分くらい下がってしまっているのです。
つまり、SEOに関して1位を目指す必要があると言えます。
蓮舫さんじゃありませんが「2位じゃダメなんです」半分になってしまうのです。
クリック率と掲載順位のチェック方法
上記のクリック率と掲載順位の関係はSearch Consoleで見ることができます。
Search Consoleの検索アナリティクスでどういう検索キーワードでサイトに来たのか。
どれだけ掲載されたのか、検索順位は平均何位なのかというところまでわかって来ます。
また、グーグルanalyticsと連携することでanalytics上で見ることができるようになります。
まずは自分のサイトにどのようなキーワードで来てくれているのか
またその掲載順位は何位か、クリック率がどれくらいなのかを確認して見ましょう。
人が来ない理由は分解して考えよう
なぜあなたのサイトに人が来ないのか。
それは分解して考えることが大事です。
- そもそも検索されていないのか
- 検索されていても検索順位が下の方なのか
- 上位に表示されているのにクリックされていないのか
- そもそも検索キーワードが小さいのか
など色々あると思います。まずはなぜなのか、
というところを分解して見ましょう。
まとめ
今回は掲載順位とクリック率の関係を見ました。具体的なSEO対策の方法についてはまた今度書いていきます。
読んで頂きありがとうございます。