ホーム踏み忘れの珍プレイ発生
昨日の中日対オリックスで非常に珍しいプレイがありました。
それはオリックスの新外国人「クリス・マレーロ」選手がホームランを打ちながら本塁を踏み忘れてしまったために3塁打になるという私も30年近くプロ野球をみていますがはじめて見るプレイでした。
審判のかたもはじめてみたそうです。
1塁踏み忘れは何度かきいたことがありますが・・・。
おそらくクリス・マレーロ選手は来日初ホームランなので浮かれてしまっていたのでしょう。
しかし、今回注目したいのはそれを指摘した中日の松井雅人捕手です。
松井雅人選手のファインプレイ
今回のプレイはアピールプレイであるため中日の選手がだれもアピールしなければそのままホームランでした。
それを冷静に見つけ指摘できた松井雅人選手のファインプレイなのです。
松井雅人選手は踏み忘れを確認してすぐ一塁審判をみていました。
おそらく一塁審判がちゃんとみていたのかを確認したのでしょうね。
毎回踏んだのかを確認するのは基本のプレイでは有るが・・・
捕手がホームランを打たれたときに本塁をちゃんと踏んでいるのかどうかを毎回確認するのは、
小学生のころから教えられる基本だそうです。
しかし、毎回確認しても実際に踏み忘れるひとはほぼ居ません。
松井雅人選手は29歳ですから20年近くずっとホームランを打たれるたびに確認してきたのでしょう。
松井雅人選手は今までずっとちゃんと確認してきたそうですが一度も踏み忘れた人をみなかったそうです。
数にしてどれくらいなのか。。。
おそらく引退まで踏み忘れる人をみないかもしれません。
(ほとんどの捕手はそうでしょう)
ついついほぼないことですから省略しがちですが、
それを怠ること無く愚直に行ってきたからこそ気づけたし指摘できたのです。
実際に今回の本塁の踏み忘れシーンをリプレイでみてもぎりぎり踏んでいないくらいでした。
これは本当にじっくり毎回みていなければ気づけないでしょう。
すばらしいとしかいいようがありません。
会社での仕事も同じ
今回は野球ですがこれは野球だけの話ではありません。
たとえば工場の作業で確認作業はたくさんあると思います。
ほとんどの場合は問題がないはずです。
そこでどうせ起こらないから・・・
と怠ったときに発生する可能性もあるのです。
実際に労災事故のお話等を聞くとそういうケースが多かったりします。
工場だけではありません。
営業や経理でも同じです。
取引先へ提出する見積書、契約書の間違い
などいろいろなところでミスは起こります。
よくあるところに関してはちゃんとチェックするでしょう。
しかし、今回のようにほぼ起こらないような内容はどうでしょうか?
チェックを怠っていませんか?
その一回のチェック漏れが致命傷になることだってあるのです。
もう一度基本をしっかりチェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は野球のお話ですがみなさんの仕事でも同じです。
愚直に基本を守る大切さを松井雅人選手から教わった気がします。
読んで頂きありがとうございます。