先日グーグルから「WEBページの表示が遅いぞ。収益下がってもしらないからね」的な警告メールがきました。
グーグルからの警告
たしかに最近はページの表示かなり遅く感じていました。
WEBページの表示が遅いと離脱率もあがりますので、そうなればグーグルなどの検索エンジンの評価も下がる可能性があります。
そのため今回のようにグーグルからの警告は真っ先に対応しないといけません。
実は思い当たる節はいくつかあったのです。
もう一つ管理しているサイトのアクセス過多、
大きな画像入れすぎ、
プラグイン入れすぎなど・・・
そこで改善を加えてみました。
今回はこの件を見ていきたいと思います。
サーバーが遅い
まず、サーバーが遅いことが考えられました。
私はエックスサーバーというそれなりに安めのサーバーを長年つかっています。
そのため、そろそろ高いところとか従量制のところに換え時かな。。。ってことでいろいろ調べてみたらエックスサーバーに大変興味深いサービスがありました。
それは下記の新サーバー簡単移行です。
どうやらエックスサーバーでは適時新しいサーバーを導入しており昔に入った人より後から入った人のほうが最新のサーバーを使っているという状況になっています。
それは仕組み的に仕方ないと思いますが、それを救済するために古いサーバーを使っている人には無料で新しいサーバーに移行できるサービスがその新サーバー簡単移行です。
私はどうやら2011年にエックスサーバーと契約していたようですので7年前のサーバーということになります。
サーバー番号も300番代とかなり古株・・・
そこで同サービスを実行してみることに。
実際に移行した後のスペック表が以下です。
左が移行前のサーバー、右が移行後のサーバーです。
メモリなんて16GBが192GBですから12倍です。
CPUもかなり早くなったり、SSD化されてもいます。
もっと早く移行すべきでしたね(笑)
これの移行だけでかなりWEBページの表示が早くなったような気がします。
これである程度のアクセス過多は大丈夫かな・・・
エックスサーバー使っている方は
インフォパネル→各種お申込み→新サーバー簡単移行
で簡単に該当者か確認できますので検討してみてください。
注意点
移行自体は指示どうりやるだけですからかなり簡単ですが、1点だけ私がハマってしまったことがあります。
それは移行後24時間くらいは旧サーバーに書き込まれるてしまうことがあるってことです。
私の場合はその24時間内にブログを2回ほど更新していましたがそれが気づくと消えていました(笑)
どうやら旧サーバーの方に書き込まれたようです。
その場合手動で治す必要があり結構面倒ですので移行後24時間くらいはブログの更新をやめたり、コメントなどをかけなくしておくと良いかもしれません。
プラグインの整理
もう一つ行った事がプラグインの整理です。
ワードプレスを長年使っていると面白そうなプラグインがあればいれたりしてどんどんプラグインが増えていきます。
そうなれば重くなる原因となります。
中には競合してしまうプラグインもあり、エラーが起こったり不都合も多いです。
ですからいらないプラグインは都度消すことが必要です。
私も半分くらい余り使われてないプラグインを削除しました。
特に同じような機能を持ったプラグインは重複していれるのは辞めたほうがいいと思われます。
画像が重い
ワードプレスが重くなるもう一つの原因は画像ファイルです。
ワードプレスは画像のアップロードが簡単ですから圧縮もせずどんどん載せがちです。
しかし、それが原因で重くなってしまうこともあります。
この場合にはプラグインで圧縮をすることがオススメです。
私はEWWW Image Optimizerというプラグインをいれて圧縮しました。
自動で見た目が変わらない程度に圧縮かけてくれます。
データベースの整理
ワードプレスはWindowsと同じように長年使っていると無駄なものが溜まってくる傾向があります。
そうなればどうしても遅くなってしまうのです。
それを改善することも効果があります。
Optimize Database after Deleting Revisionsというデーターベースのクリーンアップを行えるプラグインでこれもいれると速度に影響がありました。
パソコンでいう「デフラグ」のような作業と考えていただければわかりやすいと思います。
ソースの調整
ワードプレスは簡単に扱えますがプラグインやテーマで無駄なソースがどうしてもできてきがちです。
それを整理すると多少早くなるかもということでHead Cleanerというプラグインもいれてみました。
効果の程はよくわかりませんでしたがないよりはきっとマシでしょう(笑)
改善の結果はどうなった?
改善前のデータをとってなかったので比較はお伝えできませんが体感ではかなり早く感じています。
実際にグーグルのWEBページスピードチェッカーのPageSpeed Insightsだと下記のようになっていますので問題ないレベルまで改善したと思われます。
まとめ
今回はグーグルから警告があったためWEBページの速度対策を行った話でした。
グーグルは離脱率などを検索順位に反映させているという話もあります。
表示速度が遅いだけで離脱率は大きく上がってしまうと言う話もありますので、自分のサイトの速度は意識しておきましょうね。
とくにワードプレスを使っている方は意識しないと少しずつ遅くなってしまう傾向がありますので今回ご紹介した方法などで自身のサイトをチェックしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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