5月より今後発売される端末よりSIMロック解除の義務化が始まりましたので、格安SIMを検討して見える方も多いでしょう。そこでドコモと比較し、格安SIMが本当にお得なのか検証してみたいと思います。
まず、格安SIMを見てみましょう。格安SIMといってもいろいろありますので今回は業界最安値保証を謳っている
を例に見ていきたいと思います。
初期費用 3,000円
データSIMの維持費
1G 月額660円 〜 10G 月額2,250円
通話SIMの維持費(30分無料通話付き)
1G 月額1,260円〜10G 月額2,950円
と使える容量によって金額が設定されています。また、最低利用期間は設定されていませんので解除料等が発生することはありません。
格安SIMの場合は基本的にSIMフリーの端末にSIMをいれて使うことを前提としているため端末はついてきません。DMMの場合は22,200円から端末が用意されており必要により分割購入することも可能です。また複数台のシェアプラン等も用意されています。
つまり、端末をもっていないなら最低料金は
データのみ:初期費用3,000円+22,200円+月額660円(1G)
通話あり:初期費用3,000円+22,200円+月額1,260円(1G)
となります。
では次にドコモの場合を見ていきましょう。
もしiPhone6を実質0円で買った場合と一括0円で買った場合をみてみましょう。
実質0円と一括0円の違いは前回のブログを御覧ください。
実質0円で買った場合
機種代金 84,240円
ドコモの場合、iPhoneはかけ放題プランが基本となります。
ので最低料金のプランだと
かけ放題プラン 2,700円
SPモード 300円
データパックS 3,500円
の合計6,500円となります。
そこから月々サポートの3,510円が引かれます。
(MNP、新規の場合)
差し引きすると2,990円となります。
つまり、最低料金は
初期費用3,000円+84,240円+月額2,990円(2G)(電話掛け放題)
となります。
ではもし、一括0円だったらどうでしょう。
一括0円の場合には、機種代が0円ですので
初期費用3,000円+月額2,990円(2G)(電話掛け放題)
となります。
電話掛け放題ががついて2GですのでDMMと比較してもそれほど価格差は無いことが分かるでしょう。
さらに、家族が同じように購入してシェアした場合には更にお得になります。
その家族の料金は
かけ放題プラン 2,700円
SPモード 300円
シェアOP 500円
となり、3,500円です。
元々の家族の6,500円と合計して10,000円
から月々サポートが2台分7,020円が引かれます。
つまり2,980円で2台使えます。
整理すると
初期費用6,000円+月額2,980円(2G)(電話掛け放題)☓2台
です。1台当たりにすると1,490円で1G、電話掛け放題です。
DMMと比較しても電話かけ放題分だけ安いかもしれません。
ドコモの場合、利用年数によっての割引、
25歳以下の割引、ドコモ光割などもあります。
しかも、iPhone6という8万円代の機種がついてきます。
つまり、一括0円で買えれば格安SIMを買うよりもお得になるケースがあるということです。
ただドコモの場合は2年間で1月間以外は解約料が発生するので注意が必要です。
まとめ
格安SIMは安いようなイメージが有ります。しかし、一括0円で月々サポートの大きな機種を契約できればドコモなどキャリアの方がお得となるケースもあるのです。逆に短期間で機種を変えていきたい場合や一括0円機種が見つからない場合など格安SIMの方がお得になる事も多いのでケースバイケースで検討しましょう。