最近、ブログ界隈のアクセスの集め方が大きく変わろうとしています。
今まではブログのアクセスアップはグーグル検索からのアクセスを狙ったSEOが主流でした。そこにツイッターやフェイスブックなどのSNSを使って拡散を狙ったり、各種ランキングサイトの利用、あとはGoogleやYahoo!で広告って感じですね。
しかし、最近はもう一つ大きな流れが来ています。それがGoogle砲です。
最近ではGoogleサーチコンソールでもGoogle砲からのアクセス分をGoogle検索からのアクセスと分けて見られるようにもなっています。
それだけ大きな影響を持つようになったとも言えます。
今回は検索、SNS、広告に次ぐ第四のアクセスアップ法として注目を集めるGoogle砲について見ていきましょう。
Google砲とは
Google砲って聞いたこともないという方もいると思いますのでまずは用語の解説からいきましょう。
Google砲とはネット用語でGoogle Chromeアプリのおすすめ記事や検索した時のおすすめ記事に載ることを指します。
これに載るとかなり大きなアクセスを期待できることから砲とつけられたようなんですね。
同じような言葉でグノシー砲、スマニュー砲などがあります。それぞれニュースアプリの「グノシー」や「スマートニュース」に掲載されることを指しています。私もグノシー砲は受けたことがありますがこちらも凄い効果がありましたね。
ちなみにこのグーグル砲のことをGoogleではDiscover(探す)と呼んでいます。
Google砲を受けてるかどうかはサーチコンソールで確認可能
最近ではGoogle 検索結果でサイトのパフォーマンスを監視、管理ができる「Googleサーチコンソール」でDiscoverという項目が作られています。
Google砲からのアクセス分をGoogle検索からのアクセスと分けて見られるのです。
ちなみにDiscoverの項目が出ている方は過去にグーグル砲を受けたことがあるんですよ。
Discoverの項目が出ていない方はまだGoogle砲を受けていないのです。
今後はGoogle砲の適用範囲が広がるかも
GoogleのDiscoverの説明を見るとユーザーが興味関心を持つであろうコンテンツを検索することなくウェブから自動で集めてくれる機能となっています。
現在はGoogle Chromeアプリのおすすめ記事や検索した時のおすすめ記事で見かける程度ですが、説明を見る限り、他の場面で利用される可能性が高そうですね。
ですからGoogle砲対策がより重要になってくるのです。
Google砲の効果は?
それではこのグーグル砲を喰らうとどうなるのでしょうか?
結論から言えばアクセスアップが期待できます。
どれくらいのアクセスアップに繋がるのかは記事の内容にもよります。
私の場合、最高で1記事でグーグル砲から15万PV程度を記録したことがあります。
逆にGoogle砲に掲載されてもGoogle砲からのアクセスは100PVいかない記事も。。。
どうやらグーグル砲に載ってからたくさんみていただける記事は長い時間掲載。
あまり人気のない記事は掲載が短時間で終わるようなんですね。
ちなみに私が運営しているサイトではGoogle砲からのアクセスが全体の3割超とかなり大きなウエイトを占めるようになっています。
Google砲は間接的な効果も産む
また、Google砲は間接的な効果も期待できます。
Google砲で記事を見ていただくことでソーシャルで言及されたり、シェアいただくことも多いです。
また、記事を引用されることも増えますから被リンクも増えていきます。
つまり、間接的なアクセスアップや検索順位にも影響を与えているのです。
私のサイトもGoogle砲を喰らうようになってから大きくアクセスも検索順位も上がりました。
この時は50万PVでしたが現在は80万PVくらいになっています。
Google砲に掲載されるタイミング
Google砲がいつ掲載されるのかはその時によって大きく違います。
私の経験上、Google砲を受けるのは記事を投稿してから1時間〜12時間後くらいの場合が多いです。
朝投稿したら昼くらいから夕方くらいに掲載される感じですね。
しかし、中には3日後に掲載されたりなんてこともありましたからなかなか条件が予想しにくいところでありますね。
掲載される期間もまちまちです。数日載っている場合もあれば、すぐ載らなくなるケースもあります。
古い記事も掲載されることがある
最近公開されたコンテンツだけでなく、ユーザーが関心を持ちそうな古いコンテンツも表示されます。
出所:グーグルサーチコンソールヘルプ「Google Discover」
また、上記の通り古い記事もたまに掲載されることがあります。
急に古い記事のアクセスが上がってなんだ?って思うと大抵はGoogle砲です。
Google砲を受ける条件
それではどうすればGoogle砲を受けることができるのでしょうか?
これは具体的な内容は分かっていません。
この辺りはSEOと同じですね。
おそらく条件が複雑すぎて外からではなかなか判断するのが難しいのです。
Googleが公式に出している条件
グーグルは掲載の条件について以下のように記載しています
Discover のコンテンツは、アルゴリズムを使って、ユーザーが関心を持つ可能性が高い順にランク付けされます。コンテンツのランキングは、記事の内容とユーザーの興味や関心がどの程度一致するかに基づいて決定されます。そのため、ページのランキングを上げるには、ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿することが唯一の方法となります。
出所:グーグルサーチコンソールヘルプ「Google Discover」
ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿することが唯一の方法なんですね。
また、以下のような記載もあります
(1)ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿し、(2)コンテンツに高画質の画像を使用すること
出所:グーグルサーチコンソールヘルプ「Google Discover」
高画質な画像を使用することもポイントのようです。
また、AMPだと掲載されやすいとの話もあります。
ただし、私のサイトはAMP辞めてしまっていますがGoogle砲はきてますのでそれほど関係ないのかもしれません。
一般的に言われるGoogle砲の条件
Google砲を受ける条件は人により異なっており、なかなかわかりにくいところがあります。
ネットで実際にGoogle砲を受けた方々が色々書いていますが人により言っていることはそれぞれです。
それだけ条件がたくさんあるのでしょう。
ネットで出ているのはこんな感じの意見が多いでしょうか
字数が大事
コンテンツの内容が大事
狭い領域の特化記事が良い
トレンド記事が良い
SNSの反応が良い
私が考えるGoogle砲の条件
私のサイトはかなりの数のGoogle砲を受けています。
実際に受けて感じたGoogle砲を受けられる記事の条件は以下の感じです。
SNSの反応が良い
タイトルが分かりやすい
Googleにどのようなサイトと評価されているのか
また、私のサイトの場合は投稿カテゴリーによって掲載確率に大きな差があります。
Bカテゴリーで投稿すると50%Google砲を受ける
Cカテゴリーでは全くGoogle砲が来ない
こんな感じで差があります。
Googleも公式で「アルゴリズムを使って、ユーザーが関心を持つ可能性が高い順にランク付けしている」と書いています。
おそらく私のサイトはAカテゴリーではランクが高く、Bカテゴリーではランクがあまり高くない、Cカテゴリーはランクが低いということなんでしょう。
ですから一定のカテゴリーで評価が高いサイトを作るのがGoogle砲を受ける近道なのかもしれません。
Google砲を受ける前に必要な準備
また、Google砲が炸裂すると短期的に同時アクセスが凄いことになるケースがあります。
私のサイトでもGoogle砲を受けるとGoogleアナリティクスのリアルタイムで1000超のPVとなることもあります。
その規模のリアルタイムアクセスが発生するとサーバーによってはダウンなんてことも。。。
サーバーダウンしてしまうと当然ですが機会損失に繋がってしまうんですよね。
実際に私のサイトも対策前はリアルタイムで500PVを越えるくらいでサーバーダウンしていました・・
ですからGoogle砲を受けるならばサーバーを増強するなり、サイトを軽くしておくなどしておきたいところですね。
具体的な方法としてはサーバー会社を変える、サーバーのプランを上げる、下記の記事のようにサイトを軽くすることですね。
まとめ
今回は「ブログを書くならグーグル砲(Discover)を狙え」と題してGoogle砲についてご紹介しました。
Google検索はかなり変動しますし、第四のアクセスアップとしてグーグル砲(Discover)対策もしておきたいところですね。
ただし、前述したようにGoogle砲を受けられる条件は具体的には分かっていません。
そのためGoogleが公式に出している「ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿」を意識するしかないでしょうね。
ブログネタを探すコツはこちらの記事を御覧ください。
最後まで読んでいただいてありがとうざいます。
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