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ふるさと納税返礼品制限について思うこと

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総務省がふるさと納税返礼品制限通知を行なった


先日ブログにも書きましたが総務省が4/1にふるさと納税の返礼品について通知を行なっています。

その中で以下のものはふるさと納税の返礼品として相応しくないとしています。

  • 金銭類似性の高いもの(プリペイドカード、商品券、電子マネー・ポイント・マイル、通信料金等)
  • 資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、ゴルフ用品、楽器、自転車等)
  • 価格が高額のもの
  • 寄附額に対する返礼品の調達価格の割合の高いもの

エについては具体的に寄付額の3割以下とのこと。

これを受けてかなりの市町村が返礼品の見直しを行なっています。

ちなみに私もこれを受けてセミナーでお邪魔したことのある某市へ駆け込みふるさと納税しました(笑)

まだ間に合うところもありますのでふるさと納税をやってらっしゃる方は早めをオススメします。

この通知について少々思うところがありますのでブログに記しておきたいと思います。

 

ふるさと納税返礼品制限について思うこと


返礼品上限3割について

まず、私が思うこととしては返礼品の上限設定はしたかないと思います。

自治体間の競争は良いと思いますが返礼率100%とかおかしなことになっているところもありましたので趣旨と違うだろうというのもあります。

また、その返礼品の財源も結局税金なんですよね。

過度な競争は結局お互いの首を締めるだけですし制限はやむなしでしょう。

そこは私は問題ではないと思うのです。

3割って根拠は特にないのがあれですけどね。

秋田知事が半返しって言葉もある。っておっしゃってますが

確かにそれはよくいうので5割でもいいじゃんとは思いますが。

 

金銭的類似性の高いものついて

次に株主優待でも思うのですが、金銭類似性の高いものについては私も制限して良いと思います。

寄付してお金で返すって・・・趣旨と外れていますしね。

 

資産性の高いものについて

問題は次です。資産性の高いもの(電気・電子機器、家具、貴金属、宝飾品、時計、カメラ、ゴル フ用品、楽器、自転車等)

これを制限することには大反対です

確かにその地方の名産品で返そうって趣旨なのはわかります。

しかし、その地域が工業の町だったらどうでしょうか?

工業しか名産品ないのに工業製品で返してはダメって・・・

それではその地域の良さが伝えることはできません。

その地域で盛んなもの、名物で良いと思うのです。

それが工業製品ならそれで良いと思うのです。

もちろんその地域に縁もゆかりもないのにパソコンで返しますとかは趣旨と何もあってませんので制限しても良いと思いますが。

おそらく換金性が高いからダメと言ってるのでしょうが

もしそうなら換金しにくいように例えば名前を掘るとかどうとでもやり方はあると思うのです。

私も色々な市町村にセミナーなどのお仕事でお伺いさせていただきます。

その際にその地方の名産品の話を聞いたり、

実際に見せていただいたり、

食べさせていただくのが楽しみだったりします。

そうすることでその地域を好きになったりすることも多いです。

ふるさと納税はそういう意味合いもあると思います。

工業製品であってもその地域の名産品を触れるきっかけとなることで地域振興につながるでしょう。

ぜひご一考いただきたいものです。

 

 

まとめ


ちょっと愚痴ぽくなってしまいましたが

ふるさと納税の返礼品は工業製品であってもその地域の地場のものであれば認めてあげてほしいなって思います。

ぜひご一考いただきたいです。

読んで頂きありがとうございます。

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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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